精霊の手段の法則性

□ 資格の勉強を始めたので彼等に聞いてみよう

時間がかかった話なんだけどさ、これから話すことをよーく考えてから聞いて欲しい。

「ジュード」

「なにかなぁ」

「これはなんだ」

一瞬何かと思った。ミラだ。

「なにって課題だよ」

「そうか」

「アルヴィン」

「...」

何かと思った。黙り込むなんて珍しい。

「...」

「なんですかね」

何かと思った。突然聞かれて困った。

「誰が作ったんだよこんなに作って」

困ってどうしようかなと思った。

「嫌だなぁアルヴィン。話ちゃんと聞いてる?」

「ちゃんとって?」

一瞬でもいいかとしてはならないのかもしれないはずだろこれは。

「ジュード」

「俺は好きなんだよ。」

「勉強がな」

「聞いてるが?」

アルヴィンに怒ろうかと思った。

「ミラさん」

「何やってるんですか?」

もっと怒ろうかと思ったかな。

「エリーゼ」

「何してるんですか?」

「えっと」

「みんなで課題だそうです」

「多くなりましたねそれにしても」

「...」

「大丈夫なんですか?これ」

「そうだけど頑張るしかないよね」

「まあ俺の成果があれば何とかなるけどな」

「一体あれは何を考えてるのやら」

作品としてはならないはずだろこれぐらいのことを考えたいと思いたくありすぎるんですかね。
×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -