昨日僕と平助と一くんで放課後話し合ったんだ。もし千鶴ちゃんと双子だったらどうするかって。もちろん薫抜きでね、アイツいたら何言うかわかんないし。平助は双子よりは幼馴染派って言ってた。うん、まあ派とかはないんだけどさ。理由聞いたら双子じゃ結婚できないじゃん!って。まあ、確かにわかるよソレ。だったら僕も双子じゃなくて高校で出会って結婚がいいもん。一くんは双子だったら俺が兄貴で千鶴ちゃんが妹みたいな感じがいいらしい。全力で面倒見て母上と父上には面倒かけないって言ってた。出来た子だよねー。僕だったら無理かもなあ。でもそれじゃあもし千鶴ちゃんが大好きで仕方なくても兄妹以上の関係にはなれなんだよっていったら、少し悩んでた。一くんはそういうところはあれなんだよね。まあそれが一くんなんだけどさ。


ってことを今日千鶴ちゃんに伝えた。そしたら、僕たちの予想通り。結婚なんてまだ先の話です!って顔真っ赤にしちゃって。かわいいなあ、もう。でもよく考えると千鶴ちゃんと結婚できるのは一人なんだよね。だがら今から僕たちで争わないといけないのかって考えると面倒だけど、千鶴ちゃんのためなら別にいいよ。だから君がもし土方さんとか風間と結婚するなんて言い出したら、あの二人をどうしちゃうか分からないよね、ってことも実は昨日はなしたんだ。だから千鶴ちゃん、他の奴らのこと気にしないで僕たちのことだけ見ててね。あ、僕だけ見ててくれても全然かまわないよ。はなし、それちゃったけど結論は双子じゃなくてもいいってことだね。まあ双子には双子なりの良さがあるけど僕たちはそっちの良さを求めてるんじゃないってこと。だから、千鶴ちゃん、これから頼んだよ?


双子論
(平助ー、千鶴ちゃん僕が一番好きだって)
(は?総司何言ってんの!千鶴が好きなのはオレだ!)
(…千鶴が好きなのは俺だ。)
(皆さん…!私が好きなのは、)
(誰なの?)
(あ、っそその。秘密、です。)


20091223

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