「ねえねえ、一君平助。もし千鶴ちゃんが髪型を変えるってなったらどんなんがいい？」 「えー、俺はツインテ！かーわーいーいー」 「はあ、平助は分かってないな。勿論俺とお揃いだ」 「うわー、一君それはちょっと引く。」 「うるさい、総司。そういうお前はどんなのがいいんだ」 「えっと、僕はねえ、髪飾りとか付けてサイドアップとかいいんじゃないかなあって思うよ」 「…確かにそれはいいな」 「つーかさ、千鶴なら全部似合うんじゃないかな？」 「まあね、元が良いからね！千鶴ちゃん可愛いよねえー」 「まあな。だが最後千鶴は俺のところへ来て髪型も俺の自由だ」 「なっ！何言ってんの一君！千鶴は俺のところに来るんだよ！」 「えー。二人とも何言ってるの。僕に決まってるじゃない」 「あ、皆さん！こんにちは」 「お、千鶴！いいところにきた！」 「？」 「俺たち3人の中で誰が一番いい？」 「え？ど、どうしたの急に」 「いいからいいから！」 「もちろん僕だよね？」 「あ、あの。私は千景さんがいい、です。」 「…へ？千景ってあの風間千景？」 「はい」 「まじで言ってんの？千鶴！」 「え、あ。おかしい、かな」 「千鶴、やめておけ。あいつは好かんからな。」 「さ、斎藤さんまで！」 「そうだよ、千鶴ちゃんやめておきなよー。僕にしなよ。ね？」 「う…でも、」 「千鶴、そんなやつらの相手などしてないで早く帰るぞ」 「「「うわ、出たー！」」」 髪型論 （因みに俺は巻き髪とかいいんじゃないかと思うが） （君には聞いてないよ、早く千鶴ちゃんおいて帰りなよ） （…） |