「ああああ!やっべえ…」 「あ、平助君どうしたの?そんなに落ち込んで」 「どうしたのって、今帰ってきたテストだよ」 「…」 「…千鶴どうだった?」 「え、わ私はあのコレ…」 「えええ、90点。俺はもう駄目だ」 「だ、大丈夫だよ平助君!」 「だって、46点だぜ?ぜってえ土方先生に怒られるって。さっき渡すときは何も言ってこなかったけど、目が怒ってたもん!あーあ、これ後で絶対呼び出しくらうって!」 「う…土方先生ならありそうだね」 「うわああ、どうしよう」 「じゃ、じゃあ私も一緒に行ってあげるよ!」 「え!まじで!」 「うん」 「あー、でも土方先生なら絶対一人で来いよって言うよなあー」 「だ、大丈夫!何とかなるって」 「そうかな、そうだといいんだけど」 テスト (鈴鹿は古典の点数どうだった?) (へっ私?私は94点!) (わあ、お千ちゃんすごーい!) (千鶴ちゃんもすごいよー!) (…) |