「千鶴!海行こう!」

「突然の海」

「総司は誘ってないよ?」

「知ってるよ、誰が平助となんて行くの」

「は?千鶴一緒に行ってくれるよなー!」

「えっ、あの…」

「ほらー」

「えっうそ」

「残念だねえ、平助!じゃあ、千鶴ちゃん僕と一緒に行こうよ」

「はい!ぜひ!」

「えっ」
「仕方ないから平助も一緒に来て良いよ」

「ありがとう!じゃねーよ!わけわかんねえ!」

「じゃあ、明日この時間に千鶴ちゃんの家でいいかな?迎えに行くよ」

「本当ですか、じゃあ、あのよろしくお願いします」

「ん、じゃあ、また明日ね」

「えっ」


***


そんなこんなで最悪のパターンを食らったオレは心が折れながらも、海へやって来たのだった!


「わー!海!」

「うおおお!海!」

「楽しそうだねえ」

「総司は!総司は!楽しくないの!」

「いや、君誘わなきゃよかったなって…」

「はあ!ってか!千鶴何でオレとじゃダメだったの…」

「えっ!あの」

「察してあげなよね、まあ僕ならってところは悔しいなあ」

「はあ?意味わかんねえ!」

「まあ、いいじゃない!取り敢えず楽しもうよ」

「お、おう…じゃあ、オレ着替えてくる!」

「わ、わたしは…」

「大丈夫だよ、千鶴ちゃん」

「う…じゃあ、わたしも着替えます…」

「じゃ、僕もーほら行くよ平助」

「おう!」


***


「千鶴遅いなー」

「んーそうだねえ」

「大丈夫かなあ」

「大丈夫じゃない?」

「あっ!」

「お待たせしてごめんなさい」

「あれ、千鶴ちゃんなにそのパーカー?暑くない?」

「えっ!全然大丈夫で、す!」

「そうかー?」

「わーでも暑そうだねえ脱いじゃいなよ」

「遠慮…します…」

「ねえ、平助。千鶴ちゃん、平助に水着姿見られるのが恥ずかしいんだよ」

「お、沖田さん!」

「へえ、…えっ!えっ!」

「う…」

「えっ」

「そういうわけで君とは行きたくなかったんじゃないかな」

「えっまじで…う、嬉しい、な」

「はあ」

「ち、千鶴!そんなこと気にすんなよ…とは言えないけど!あの、水着にあってっし、そのかわ、いいし…て、照れるな」

「平助くん」

「そ、そういうことだからその「はいはい」

「な!何だよ総司!」

「君ら二人だけじゃないんだよー僕もいるの!二人きりになんてさせないからね」

「ケチ!」

「あ、あの!沖田さん私沖田さんに見られるのも、その、恥ずかしいで、す…」

「そう?まあ君胸、ないしねえ」

「なっ!総司!」

「なーんて!嘘だよ、君はそのままが可愛いよ」

「…でも!沖田さん良い方だし、本当は優しい方で!だから、沖田さんのお誘いに…あの…」

「良いんだよ、千鶴ちゃん、気にしないで」

「沖田さん…」

「でも!ちょっと悔しいからどうしようかなあ」

「総司、なんかその、ありがとな」

「は?なに気にしてんの?平助っぽい〜」

「えっ!?うるさいよ!」

「ま、でもそういうことだから、今日は楽しもー」

「はい!ありがとうございます!」

「お、おう!千鶴好「言わせないよ」

「はい?」

「何でもないーじゃあ、行くよー」

「はい!」


そんなこんなで最悪な日認定されるかと思いきや、なんて幸せな日!オレは最高な気持ちで今日を楽しめそう!ありがと神様!総司様!



20130123


雨音さんへ!

おおお、遅くなってしまって申し訳ありません…!
この真冬に海ネタです…夏のゴミ箱企画なんて言ってもう冬ですね…スミマセン…
と言うことで、海ネタです!千鶴ちゃんの水着姿に照れる平助ということで、照れてもらったんですけど、もらったんですけど…
照れる会話の少なさ!ヒョワー申し訳ありません!
今回ははじめくん不在のそうじくんへいすけくんちづるちゃんの3人です。
はじめくんいなくても仲良し!(はじめくんは忙しいということでここはひとつ…)
それでは、すっごく遅くなってしまいましたが、リクエストありがとうございました!もし何かありましたらお気軽に言ってやってください…!
本当にありがとうございました!