「平助、一応声かけとくけど」 「ん?」 「僕たち明日プール行くから」 「へえ、ってええええ!声かけるのおっせええ!今何時だと思ってんの!」 「夜中の2時?」 「そうだよ!明日っておま!オレ母さんにいってねーし!」 「母さん?平助はママに許可貰わないといけないんですかあ?」 「うっぜええ!一応言わないとだめじゃねーの?」 「メールで言えばいいじゃん」 「あっそっか!」 「で、まあ出る時間とメンバーだけど」 「おう!」 「明日朝7時に駅前、メンバーは僕とはじめくん、と仕方ないから平助ね」 「はっや!なにそれ!てかおまけ…でもいいわ!もう誘ってくれてありがとね本当!」 「平助欠席ね、分かった」 「えええ!ごめん!行く行く!全く早くない!むしろ遅いんじゃね!」 「最初から行くって言えばいいじゃない!」 「めんご」 「時間遅れたら置いてくからね」 「へーい」 *** 「遅いぞ平助!ばかやろう!」 「あっおはよう、はじめくん!ていうかまだ6時40分じゃん!はじめくんは何時からいるのよ!」 「俺は5時からここにいるぞ」 「え、なんでよ(笑)」 「楽しみすぎてな…ていうか(笑)やめろ置いていくぞ」 「やだ!あ、総司は?」 「まだいないぞ」 「え、うっそ!オレが先とか!」 「いるけど」 「え」 「ここだよ」 「総司お前そんなところに…」 「いやおまそこどこだよ」 「わかんねーよ!うるさいな!」 「でだ、総司お前は何時からここにいるんだ?」 「んー僕は6時くらいかなあ」 「ちょ君ら楽しみにしすぎワラワラワラ」 「口で言うんじゃない」 「そんなこという平助はいりません置いていきましょう」 「うぇえええ!なんでよ!」 「…平助、今回叫びすぎだ自重しろ」 「はい…」 *** 「まあ、ついたわけだが…」 「ん」 「今日は海に行くんじゃなかったのか?」 「え、プールでしょ?」 「えっ、プールじゃねーの?」 「えっ」 「えっ」 「俺だけ海気分か…まあいいか…」 「いいじゃーん!」 「いいって言ってんだろー!平助うるっせええ!」 「ええええ!はじめくんどうしたのおおお!」 「さ、行くぞ総司」 「はーい」 「なにこれオレ…」 *** 「プールだああ!」 「俺はいく、ぜっ!」ダッ 「うわ!はじめくんズリー!待てって!」ダッ 「ちょ、ちょっと…僕荷物持ちなの…まったくもう!はじめくんまで!…ん?」 「はい、やでも…」 「そなたは美しい」 「あれー!千鶴ちゃんじゃない!」 「あ、沖田先輩!」 「…ちっ」 「なに舌打ちしてんの風間」 「うるさい」 「え、なんでいるのー」 「千景さんに誘われまして…最初海って話だったんですけど、千景さんに海は男性の目がやばい…?って言われて」 「ふぅん…たまにはやるじゃない」 「まあな!」 「沖田先輩は一人なんですか?」 「そんなわけないじゃない!」 「あ、彼女さんとですか…?」 「だったらいいね、残念ながらあの子たちだよ」 「斎藤と藤堂か」 「そ」 「お前は何でそこにいるんだ」 「僕は荷物持ちだってさーはあやんなるよねえ」 「ほう、まあ精々頑張るんだな」 「はいはい」 「じゃあな、俺は千鶴と楽しむからな」 「千鶴ちゃんこっちにおいでよ」 「駄目だ!まあ、また会えたら一緒に遊んでやらんこともないな」 「へえ、そうなんだ」 「まあこの広さじゃ無理だろうな」 「さあ、どうだろうね」 「まあいい、じゃあな」 「ま、またあとで会いましょう…?」 「ん、じゃあねー」 *** 「ねえ、はじめくん」 「なんだ」 「総司置いてきてるよね」 「ああ」 「え、わざとやってる?」 「さあ、どうだろうな?」 「うわ、今日のはじめくん悪ね!」 「イエーイ」 「オ、オレ総司可愛そうだから一旦戻るね」 「ああ、…俺は「はじめくんも行くんだよ!」 「はい…」 *** 「総司総司!」 「めんご」 「あれ、どうしたの二人とも」 「てか、え」 「?」 「なんでそんなに女の子に囲まれてんのえっ意味わかんない」 「まあ、なんていうか僕だからっていうか?」 「ふうん」 「あ、さっき千鶴ちゃんと会った」 「 ま じ で ! 」 「うん」 「ちょっとオレ探してくる…!」 「は?やめなよ風間と一緒だから」 「尚更じゃねえか!なんであいつと!」 「平助、嫌われるぞ」 「え…じゃあやめる…」 「ていうか早くプール入りに行こうよ」 「そうだよ!総司まだ入ってないんだよな!」 「ああ、総司行こうか」 「…じゃあ平助は荷物よろしく」 「え!なにそれ意味わかんない!」 「よろしくな」 「え、なにそれはじめくんせこい!」 「いや、俺と総司仲良しだし」 「いや意味わかんねーから!」 「じゃ、よろしくね平助」 「いやだああああああああ!」 *** 「い、やだああああああ!…って、えなにこれ夢オチ?、じゃねえええ!メールと電話やべえええ!今え、10時?うわあああああ最悪じゃんんん!と、とりあえず電話!」 「もしもし」 「あ、総司!オレ!ごめん寝坊したまじごめん!」 「ああ、知ってるよ。だから今はじめくんと二人で来たー」 「まじで!オレ今から行く!」 「え、いいよ別に」 「なんで!」 「いや今千鶴ちゃんと風間とはじめくんと4人で楽しんでるからさー!」 「え!いやそんなの普通に行くでしょ!」 「まあ、ご自由にどうぞ」 「おう!任せろ行く!」 「まあ、また電話ちょーだいよ」 「分かった!じゃーな!」 「…はじめくん、平助に嘘ついちゃった」 「?」 「僕たちプールじゃなくて海来てるのに平助プール気分だよ」 「へえどうでもいい」 「そうだね」 (お、沖田さん!平助くん流石にかわいそうです…!) (えーそう?) (わ、私平助くんに電話します!) (そうだぞ、総司かわいそうだぞ) (はじめくん最悪) (…あ!平助くん?今どこ?…そっか、私たち今海いるからそっち来れる?うん、じゃあね!) (なんだって?) (プールの数駅前まで行ったそうですよ!もう!) (千鶴ちゃんは本当に優しいねー) (見習え総司!) (はじめくん最悪) 20110826 繍綺ちゃんへ! 遅くなってしまってごめんね…! プールということで、三人に海とみせかけてプールに行く、とみせかけて実は海的なお話にさせてただきました!今回は会話文のみ企画ということで、すごく場面転換に頼ってしまったんですが、ちゃんと伝わる…かな?伝わってれば幸いです! あんなゴミ箱好きとか本当にありがとう…!あれパッと浮かんだネタしかないらかもうほぼ時間かかってないといってもいいくらいなんだけど、好きって言ってもらえてうれしいです^^私も繍綺ちゃんのこと好きですありがとうございます! それでは、最後になりますが今回の企画参加本当にありがとうございましたー!ここまじ意味ワカンネとかありましたら遠慮なく言ってやってください!それではこの辺で失礼します! |