「っくしょい!くしょい!あー!鼻水止まんねええ!」

「平助ざまーっくしゅん!鼻水だらしなっくしゅ!」

「いや、そういう総司も鼻水がとんでもないぞ」

「はっくしょじめくん!なんでそんなに普通にしていられるの!」

「はっくしょじめくん…?俺は花粉症じゃないからな」

「ずるい!僕たちなんか、っくし、毎年苦しんでるのに!」

「そうだよ!俺なんかもう目はかいーし、鼻水ズルズルだし!ズー」

「うわっ!平助鼻水すすらないでよー。ズルー」

「そういう総司もすするなよ!」

「お前たち、少し静かにしてもらえないだろうか」

「はじめくんは分からないからそういうこと言えるんだよ!」

「そうだそうだ!味わえ!この辛さを!もううう!嫌だ毎年!」

「残念だな。俺は全然大丈夫なので、お前たちの気持はなかなか分からないな」

「ふん、はじめくん、そう言ってられるのも今年までかも知れないよ」

「ふ、それはどうかな!」


20110501
花粉症で苦しむ沖田と平助と苦しまないはじめくん

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