「うわあ、次の電車20分後かよー」

「文句言うな平助」

「だってさあ!」

「何だ」

「千鶴たちと早く会いたいじゃん!」

「まあ」

「はじめくんはどうなの?ねえ!」

「俺は土方さんと会いたい」

「えっ千鶴は…?彼女じゃんか…」

「な、何をいうか…!千鶴は友達だ」

「嘘吐きーオレ知ってるし」

「何をだ」

「はじめくんと千鶴が付き合ってること」

「は、俺はあんたに言っただろうか…」

「総司に聞いた」

「あいつ…」

「だから本当は土方さんじゃなくて千鶴と会いたいんだろー」

「…」

「ねえー、はじめくーん」

「…」

「ねえってばあ」

「ああもう!そうだよ、俺は千鶴に会いたいよ!」

「よくできましたー」

「うぜえ」

「え?」

「平助うざい」

「え?何かいった?うざ「なにもいってないが」

「ふ、ふぅん…」

「さ、電車が来たぞ」

「あ、本当だ」

「急ごう」

「お、おう…」


(はじめくんにうざがられたー!オレまじ泣く…)


20110405

「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -