「ねえねえ!総司くんとはじめくん!」
「なに」
「冷たい!」
「どうでもいいよ、何なの」
「ちょっと今度お泊り会しねえ?」
「えー平助と一緒に寝たくないー」
「…はじめくんは?」
「俺は構わんぞ…しかし家はどうする」
「もちろんはじめくんち!」
「えーじゃあ無理」
「うええええ!なにそれ!オレ無理だよそういうの!無理とか聞こえないよ!やめて!やだ!」
「平助うるさ」
「…じゃあ条件を付けていいか」
「いいぜ!こいよ!」
「総司だけなら許す」
「っえ?ええ?ちょ!ちょっと!意味わかんない!」
「なにはじめくん僕のこと好きなのしょうがないなあ」
「実は…」
「えええええ!やだああああ!仲間外れ無理いい!」
「すまぬな…」
「よし、じゃあ今日からはじめくんは僕の彼女ね」
「あ、ああ…!」
「そっ、そんなあああ…千鶴うううう!」ダッ
「はじめくん冗談きついよ」
「お泊り会やりたくなかった…」
「なんで?」
「今日は家でお茶会だからな」
「ふうん、でも平助別に今日とは言ってなかったよね」
「…ハッ!そうだよ、そうだ総司!言ってないじゃないか!」
「うん」
「へ、平助に謝らねば!」
「ん、いってらっしゃい」
(平助めんご)
(なんでよ!)
(さっきのアメリカンジョーク)
(ほんと?)
(ああ)
(お泊り会する?)
(仕方ないな特別だぞ)
(…)
(?)
(やったぜえい!)
(平助うるさ…)
20110714
あまりにもかわいそうな平助を助けたい
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