神楽side
「早く帰らないと銀ちゃんがうるさいアル」
今日は神楽が夕食を作る当番のため自然と帰る足取りも早くなる
いつも遊んでいる公園の前を通った時
人影が見えたような気がして足を止める
「ん??…今誰かいたような気が」
公園を見てもひとは見当たらない
気のせいだったのかと思い
再び歩き出す
「御嬢サン日が暮れてからの一人歩きは危ないですヨ?」
突然背後から声がして相手と距離を離すため地面を蹴る
「誰アルカ!?」
しかし確認しても誰もいない
と思ったら後ろから手が伸びてきた
「なっ…!」
「だーれだ?」
そのまま抱きしめられた
この感じは…
「…神那??」
「正解!!」
振り向くと以前よりも少し大人びた神那の姿があった
神楽side end
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