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「#幼馴染」のBL小説を読む
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街に出て買い物に行っている時に起きた事だった





「今日は何が安かったっけ…」




あらかじめ買う物をかいておいたメモを見直す




メモに集中していたため目の前に人がいた事に気がつかなかった為ぶつかってしまった





「…すみません」



「チッ…いってえなあ。どうしてくれんだよ、嬢ちゃんよぉ」




顔を上げて相手を見ると二人の男が私を睨みつけていた




「お、ガキの割には美人じゃねえか。お前が相手してくれんならぶつかった事チャラにしてやるよ」





さっきとは打って変わって今度はニヤニヤし始めた




その表情を見て嫌な予感が走った





「いやです」





キッパリと言い張った私が気に食わなかったのか一人の男が私の腕を掴んだ





「おいおい良いのか?そんな態度とっちまってよぉ…」




ギリギリと私の腕を締め付ける




「っい…!」




大人の男と私の力じゃ対抗できない




しかもここは街中だ




他の人たちに被害が及ぶのは不本意だし





私は仕方なく大人しく男たちに従うことにした





そのまま私を街外れの人気のない場所まで連れてきた






「ここは滅多に人も来ねえから大声上げても無駄だからな」




そう言って一人の男が私の腕を縄で縛った





「何を…!」





そのまま私を押し倒し服に手を掛ける




「お前みたいな上玉なかなかいねえからな…」





「や、止め…」




服を捲くり上げニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべる




「へえ…絶景だな」




2人の男が息を呑む




白い肌によく映える黒




まだ発展途上の体を一人の男が撫でる様に触る





「やだっ!!離せ!!」





言い表せない悪寒と恐怖が襲う








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