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「ここが神楽の行きつけ?」




「そうアル!」




神楽の行きつけの場所、それは駄菓子屋だった



定春を店の外に座らせて店内に入って行く神楽





「おばちゃん!酢昆布おくれよー」



「あら神楽ちゃん、いらっしゃい」




どうやら神楽は本当に行きつけみたいだ



いや、疑ってた訳じゃないけどね




「おばちゃん、今日は私の妹を紹介するアル!」




「えっと、どうも」



ペコリと頭を下げておばちゃんに挨拶する



「あらあら、そっくりだねぇ」




にっこりと笑うおばちゃんにこっちまで笑顔になる





神楽が大量に酢昆布を買っていく中私が手にしたのは



するめだった




なんか見た目に惹かれた



買ってすぐ食べてみるととっても美味しかった




しかもおばちゃんによるとするめは顎を使うから満腹感が得られるらしい



節約にもなるし、いいね!




こうして私のお気に入りはするめになった





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