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神那がいなくなったあと神楽が新八の頭を叩いた




「いったぁ!!何、神楽ちゃん!!」




「はぁ?あったりまえダロ…神那を変な目で見やがって

気ぃ使わせんなダ眼鏡」



「んな!!??別に変な目で見てないし!!」




「嘘つけ、じゃあその赤い顔は何ネ」




「いや、これは別に…!!」



「ああん??」



「ちょ、銀さんも何か言って下さいよ!!


……銀さん?」




今までなんにも離さない銀時を不思議に思い新八は銀時の方を見た




「何か、良いよなぁ…女の子って感じで」




しみじみと呟きながら台所を見つめる銀時




「ほんとに兄妹か?」




そう言って神楽を見た




「はぁ?何言ってるアルカ??銀ちゃん」



「まあ、顔はそっくりですけど双子でも結構違うもんなんですね」




「まぁ、双子でも違う人間だからね」



そこでお茶をもって戻って来た神那が言った



「え、いつからそこに!?」




「今さっき?」



何故か疑問形で答えた神那



「そーいや神楽より色も白いよな」



神那と神楽を見る銀時



「夜兎だからって言っても人によって日光の耐性が違うからネ

だから私の方が色が白いんだよ」



神楽はまだ耐性が強いが、私は弱いから日が完璧に落ないと番傘を仕舞えない




「へえ…」




納得したように呟く2人






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