×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -


和菓子屋さんで買った和菓子を出して座る




「どうぞ」




微笑み掛けると何故か頬を赤く染めた
新八君




「おい、新八なに赤くなってんだヨ」



新八君をジロリと睨み付ける神楽




神楽、今日はどうしてこんなに攻撃的なんだろう…



話しを変えよう、その方が良さそうだ




「あー、えっと新八君は万事屋で働いているんだよね?」




「あ、はい」




「私の方が年下なんだから敬語じゃなくて良いヨ」



「うん、そうだね」




「………」



「………」



…どうしてこんなに会話が弾まないんだ?



2人は黙ったまま喋らないし



私、嫌われてるんだろうか




「えっと……

あ、私お茶煎れて来る」




気まずい雰囲気に席を立つ





「あ、神那ちゃん!」




私なんかしたっけ?



いや、したかな




そりゃあ初対面の人のバスタオル姿なんか見たくもなかっただろうしなぁ




お茶煎れ終わったらちゃんと謝っておいた方がいいなぁ







prev next