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- ナノ -

「その夜兎がいるところ教えてくれませんか?」





「ああ?なんでそんなこと見ず知らずのお前に教えんだよ」




「もしかしたら知り合いかも知れないので…」




「知り合い?チャイナのかぃ?」



チャイナって…



まあ、夜兎はみんなチャイナ服着てるんだけど






「はぁ、多分…」




っていうかこれいつまで続くんだろうか




「だったらここをまっすぐ行ったところを右に曲がって突き当たりを左に行くとありますぜ」




「あ、おい!総悟!!」





「ありがとうです!助かりました、それじゃあさよなら、タバコの人、総悟さん!」



これ以上関わるのは良くないと思い早々に去る




「タバコの人って…」



タバコの人改め真選組副長土方十四郎は神那の背中を見ながら呟いた



「つーかタバコの人、あいつ男ですかい?それとも女?」



茶髪の少年である真選組一番隊隊長沖田総悟




「タバコの人って言うな!!
…さぁな、あれじゃあ性別なんて分かんないだろ」



あれくらいの背丈だったら女だと判断出来なくもないが

男でも通用するだろう




「しかもチャイナの知り合いたぁ何者だ?あいつ」




神那が走って行った方向を2人で見ていた






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