「写真は何処にしまっておこうかなぁ」
何時もは読んでいる本に挟んでいたんだけど…
以前神楽が私の部屋に来た時に本棚にぶつかってしまったのを見て危険だと判断した
うーん…
あまり収納スペース無いし
そこで閃いた
「財布にある小さいポケットに入れておこう!」
神楽は買い物に行かないし財布は別々だもん
ここなら大丈夫だろうと写真を折ってポケットに仕舞った
「神那〜」
「なーに?神楽」
ドアの外から聞こえてきた神楽の声に応える
「お腹すいたアル」
グーっと計ったかのようにお腹の音が響いた
時計を見るともう12時
お腹がすくはずだ
「ふふふ、もうお昼だしネ。なにが食べたい?」
「たくあん!!」
「ふふ、またたくあん?なんか他のもリクエストしてヨ」
「えぇ…じゃあねぇ」
2人だけでも楽しくやっていける
そう思っていた
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