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- ナノ -
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クラス表の前に着き、自分の名前を探す




「…あっくんはねぇ…あ、あった2組だってー。私はねーえっと…3組だ」




クラス離れちゃったネ、と眉を下げて笑う




少女の名前は茶野千代子




「ちょこちんとクラス離れたら俺頑張れないかも…」





紫原はあまり抑揚の無い声でぼそりと呟いた




その呟きを聞き逃す筈もなく、千代子は嬉しそうに微笑んだ





「クラス隣だし、すぐに会いに行けるよ!合同授業とかあるだろうし!」




だから大丈夫だよ、そう笑う彼女に紫原も笑い返す






「うーん…じゃあ昼休み一緒にお昼食べようねー」





「うん!当たり前だよ!!」





当然だ、というように千代子は笑った




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お互いに依存し合う私




それはまるで麻薬のよう




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