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むしゃむしゃと朝ごはんを食べながらおは朝占いを見ている千代子
「今日は占い1位だー
でも、こけしのキーホルダーなんて持ってないや
ま、いっかぁ
べつに持たなくても1位だし」
久しぶりにみた占いで1位を取った事に気を良くした千代子
何となくテレビを付けたらやっていたおは朝占い
無理難題なラッキーアイテムを言う事で結構有名だ
「こんなラッキーアイテム持ち歩いてる人いるのかなぁ?」
「どうしたのー?
ちょこちん、そんなにブツブツ言って」
「あ、あっくんだーおはよー」
「うん、おはよー」
朝ごはんを食べていると後ろから声がして振り向くと紫原がいた
紫原は毎朝この時間になると千代子の家にやってきて
千代子の髪をセットしてくれる
「今日ね、占いで1位取ったんだー」
「へぇー」
「うん、おは朝だったんだけどね
ラッキーアイテムがこけしのキーホルダーだったの
そんなの持ってないから無理だよなーって思って」
話しをしながらも紫原は器用に千代子千代子の髪を結っていく
今日は編み込みだ
「はい、終了ー」
最後に紫のリボンを付けたところで千代子も丁度食べ終えた
「ありがとーあっくん」
食べ終えた食器をキッチンに運んでサッと洗う
千代子の母は看護師で今日は夜勤の為今はいない
そのため食事は千代子が作る事が多い
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