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教室へ戻るとすぐさまクラスメイト達が集まって来た



「千代子ちゃん凄いね!!」



「あの赤司君に続いてなんて!」



「緑間君よりも上ってちょこちゃん良いなぁ」



「つーか緑間ってあの変人だろ?」



「変人ってお前!俺なんか平均点より低かったし!」



「紫原点数代えてくれー!!」



「はぁ?やだしー」




紫原は言葉通り嫌そうな顔をした



そんな中皆の言葉を聞いて千代子は首を傾げた




「別にすごくないよ??あっくんと2人で勉強してただけだもん


それに、見た目で人を判断するのは駄目だよー」




何時もと同じ笑みを浮かべてはいるもの、千代子の若干キツめな発言にクラスメイト達はポカンとした表情で千代子を見た




「皆も諦めるんじゃなくて一生懸命しようよ

頑張った分だけいい点採れたら嬉しいよ?」




千代子の言葉に周りは口を閉じた



「私で良ければ教えるからさー

皆で一緒に頑張ろう?」




「ちょこちゃん…」



「茶野、お前良い奴だな」



「あははー、そうかなぁ?」





それから千代子のクラスではテスト前になるとクラスメイト+紫原で勉強会をするのが恒例になった





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