×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -
2

長い授業も終わりやっと昼休みになった




「ふぃ〜やっと終わったぁ」




「あは、お疲れ千代子ちゃん」



「お昼彼氏が迎えに来るんでしょ?」




「いいなぁ」




一息付いたところで次々とクラスメイトに声を掛けられるのを適当に流す
勿論、その時の笑顔は忘れない



クラスメイトが暫くしたら減ってきたのを確認してから紫原が来るのを机に突っ伏しながら待っていると控えめに机を叩かれた



音を聞いて顔を上げるとそこにさつきが立っていた




「どしたの?さっちゃん」



千代子がそう聞くと気まずそうにボソボソと言った




「あのね、ちょこちゃん…今日お昼食べる人がいなくて
もし、2人の邪魔じゃないなら一緒に食べても良い?」




どうやらさつきは何時も食べてる友達が休みらしい



千代子としては全然構わないため即答OK




程なくしてから紫原が千代子の教室に来た




「あれ〜桃ちん、どしたの〜?」




「今日はさっちゃんも一緒に食べても良い?」



紫原はうーんと言ったあと



「良いよ〜教室で良いの?」




「さっちゃんはいつもお昼お弁当?」




「あ、うん」




「じゃあ教室の机合わせて食べよっか」




そういって千代子は近くの机を合わせた




[ prev next ]
Back to top