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「#幼馴染」のBL小説を読む
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その後ー



昼休み、何時ものように紫原と2人でお弁当を食べてる時千代子は今日の出来事を紫原に報告した




「え、赤ちんに会ったの…」




「うん。ノート運ぶの手伝ってくれた」




千代子が赤司と会った事が嫌だったのかむくれた紫原




「大丈夫だよ!別に征君は私のこと気にしてる感じもしてなかったし」




「(そんなこと思ってんのちょこちんくらいだし…
そもそも気にして無かったら赤ちんが手伝う訳ないじゃん)

…ちょこちん」



紫原は千代子の頬に手を伸ばした




「…なぁに?」




「今日の放課後、部活終わったら買い物行こっかー」



「うん!良いよー何買うの?」




紫原が頬に触れた手に自分の手をそっと重ねた




「秘密ー」




「ええー」




千代子は口ではそう言うが表情は優しいものだった






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