千代子はそっと後ろから近付く
そして彼女にそのまま勢いよく抱き着いた
「っきゃあ!?…だれ!??…え、ちょこちゃん?!」
「えへへー…驚いた〜?」
「当たり前だよ、もー!!」
プンプンと怒っている表情もまた様になっている
「良いなぁ…さっちゃんはおっきいから」
抱き着いたまま上を見上げながらさつきに訴える
「どうしたの?急に…」
「だっておっきい方が良いじゃん。別に小さい事を気にしてる訳じゃないけど、こういう場所とかだとちょっと困るんだよねぇ」
ついでにさつきと千代子とでは約頭2個半違う
「まぁ、まだまだ成長期だから身長は伸びると思うよ?」
「うーん…だと良いんだけど。あ、ところでさっちゃんもマネージャー希望者何だねぇ」
「うん!ちょこちゃんもだよね?」
「そうだよー知っている人がいて良かったよー」
「良かったぁ。実は私もちょっと不安だったんだ…」
苦笑いするさつきに千代子は首を傾げる
「ここのマネージャー、厳しいらしいよ」
いつも笑顔の千代子も流石に顔が引き攣った
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