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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -



どちらの彼女か決まっていないので2パターン
出てくるヒロインの名前は仮定です。
やっぱりほぼ会話のみ

及川の場合


「やっほーなるちゃん、なに読んでるの?」
「……」
「おーい、なるちゃーん!」
「うるさいな、静かにして、今いいところだか」
「えー……」

〜読書中〜

「…ふぅ」
「……なるちゃん読み終わった?」
「あぁ、で、なんかようだった?」
「愛しの彼氏に会いたくなる頃かなって思って会いに来た!!」
「そんなことしてる暇があるんだったら岩泉といちゃついてこい!!バカなのあんた!」

両手を広げた及川を他所に頭を叩いた

「なんで?!おかしいでしょ、それ彼女の言葉じゃないよ!!」
「私はそれで満足!やっぱり攻めは岩泉かな、いや、へたれ攻めもありで意外と及川か?」
「何の話をしてるの!」
「及川と岩泉のどっちが「言わなくてもいいから!!」…自分から聞いてきたクセに」
「俺と岩ちゃんは仲が良いけどなるちゃんが想像してることはひとつもないからね!!」
「えー、つまんないじゃん、それじゃあ」
「自分の彼氏にそんなこと言う?!」
「いやー私ナマモノ苦手だったんだけど二人のお陰で克服したよ、本当にありがとう!」
「感謝されてるのに全然嬉しくない!!!」
「またまたぁ」


こんなこといってるけど及川のことはちゃんと好きですよ。


岩泉の場合

「ねー岩泉」
「なんだよ」
「最近及川とどうなの?」
「どうってどういう意味だよ」
「え、それ聞いちゃうの?」
「………」
「相変わらず仲が良いから何か進展があったかなって」
「あるわけねぇだろ、バカじゃねぇのお前!!」
「えー、それじゃあつまんないじゃん」
「お前がいるのにあり得ねぇだろうが!」
「あたっ!ひどい!!」
「ひどくねぇだろ!当たり前だよ!!」
「岩泉は攻め決定だそれもドSの」
「はぁ?!」
「サディストだ。そうやって及川をいつも罵ってんだろう!そういうプレイなんだろ!!」
「お前ほんとバカだな!!どうなってんだ脳内は!!」
「覗いてみる?新たな世界が広がるよ、きっと!」
「誰が見るか!俺が好きなのはお前だって言ってんだろ!」
「っ!」
「わかったか!」
「……う、うん、わかった」
「……」
「…わ、私もちゃんと好きだからね、岩泉のこと」
「…しってる」


あれ?岩ちゃんだとちゃんと恋愛風になるのに及川さんだとどうしてあんなんになっちゃうんだろ
まぁ、私的にはどっちも好きかな

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