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「スガさ〜ん大地さんが肉まんオゴってくれるって…」








「でもさ影山 青葉城西って北川第一の選手の大部分が進む高校だよな」









「ああ まあそっスね」








「いや その〜やり辛くないのかなと思ってさ」








「?…同じチームだったら考えるかもしれないけど…戦うならただ全力でやるだけです」








「……そうか そうだな」








「オス」









「でも良いんスかスガさん!俺は…俺は納得いかないっつうかっ!」








「…そりゃあ悔しいけど……でも


影山が中学んときと同じだと思ったら大間違いだって見してやりたいじゃん!」








「……そうだな 怖いのは影山”単品”じゃないってとこ見してやろう」









大地さんが坂ノ下で買ってきた肉まんの袋を翔陽に渡しながら言った









「なあ日向!」








そう言って振り向くと翔陽はすでに肉まんを食べていた








「! あっオふっ!」









「お前 なに先に食ってんだよ!」








「ふざけんな!!」








龍と飛雄が翔陽に掴みかかっていると坂ノ下のお兄ちゃんが出てきた









「……サーセェ〜ン」








怒られて若干ひるんだ二人








その様子を見ていた私の目の前に白い物体が映った







何かと思って横を向くと孝支先輩が肉まんを差し出していた








「遥音は肉まんで良かっただろ?」









「…はい、ありがとうございます!」






私は孝支先輩から肉まんを受け取ってアツアツの肉まんを頬張る







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