×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -

4





「菅原さん!」







「「!」」









突然後ろから声がして振り向くとそこには走ってくる飛雄がいた








「今回は俺自動的にスタメンですけど次はちゃんと実力でレギュラーとります!」








「えっ!?」








「えっ??」









びっくりする孝支先輩とキョトンとする飛雄








「あ いや 影山俺なんか眼中にないと思ってたから意外で…」







「?? なんでですか??」







「体格も実力も断然お前の方が上だろ?」








「”経験”の差はそう簡単に埋まるもんじゃないです」








ギリギリと歯を食いしばる飛雄に若干引いている孝支先輩







「それと…」









「スガさーん!」








「スガ〜〜〜〜〜」








「菅原さーん!!」











「ほ…他のメンバーからの…し…し…信頼とか…」










「(うわー飛雄よっぽどトラウマだったんだ…)」







トビオの表情からはどれだけ応えたのかがよく伺えた







「俺 負けません!」







「!…………うん 俺も負けない」









孝支先輩の表情はいつもと同じものに戻っていた









ちょっと飛雄にムカついたので軽く後ろから小突いた










prev next



list page select
bookmark (list)
text(91/61) chapter(6/4)