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「県の4強青葉城西高校と練習試合…!」








体育館に新たなメンバーが増えたことに気がついた武ちゃんが二人に声をかけた









「!おっ!君らが問題の日向くんと影山君か!」










「…………おす」










「っぷ!」










二人の表情が何とも言えなくて思わず吹いた










なにあの顔……(笑)












「今年からバレー部の顧問の武田一鉄です!


バレーの経験はないから技術的な指導はできないけどそれ以外の所は全力で頑張るから宜しく!」









「オス!」










「ていうか武ちゃん久しぶりだねー」











「天野さん…いやあ あちこち練習試合のお願いに直接行ってたから全然体育館に顔出せなくて…」










「先生 青城なんて強い学校とどうやって…!?」









孝支先輩の隣で私もウンウンと頷く









「まさか また土下座を…!?」










「してないしてない!

土下座得意だけどしてないよ 今回は!」










「せんせい…」










「今回はって…」











武ちゃんの言葉に大地さんとホロリと涙をこぼす。








「ただ…条件があってね…」








「条件?」








「"影山君をセッターとしてフルで出すこと"」








「…!」









「………」








はぁ…??









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