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「…………………これから烏野バレー部としてよろしく!」
「「…おす!!!」」
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きよちゃんと一緒にダンボールを片付けていた時、大地さんの口から盛大なため息がこぼれ落ちた
「……一応………一段落ついたな…
スガも田中も遥音もなんか色々やってくれたんだろ?」
「!エ"ッ!?いやっ別になにもっ!?なぁ遥音!!」
「うぇ!?は、はい!!」
急に話を振られて思い切り変な声を出してしまった
「取り敢えず丸く収まってよかった…ありがとうな」
「「「…………」」」
私達3人は顔を見合わせた
「おつかれっ」
「!?なんだっ!?オイッ」
孝支先輩ときよちゃんは肩に手を置き私は後ろから飛び付いた
「おわっ!!ちょ、遥音!?」
「大地さんお疲れ様です!良かったですね!」
「お、おう!分かったから離れてくれ!スガも止めろよ!」
「えー、折角大地さんを労っているのにですか?」
「まぁ、今日くらいは許す」
「おい、スガ!」
焦る大地さんが珍しくて思わず笑ってしまった
1年の方を見てみると練習をすると飛雄がうずうずしていた
「早く実際の試合で試してえな…練習試合とかねえのかな…」
「練習試合…!!他の学校と……試合…!!」
「実際の試合には月島×3みたいなブロックが居るんだからな!」
「うおお!すごく嫌だー!」
「…………」
「なんだとっ」
「ぶっ!」
1年のやり取りがおもしろすぎて吹いてしまった
「…確かに…そろそろ練習試合組みたいよな…でも_____…」
「組めた!!組めたよーっ」
大地さんの言葉を遮る様に聞こえてきたのはバレー部顧問の武ちゃんの声だった
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