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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -

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翔陽と飛雄が大地さんに声を掛けた








何事かと思い二人の様子を眺めていると一度返された入部届けだった








「清水、アレもう届いてたよな?」








きよちゃんは大地さんの言葉に無言で頷き私を見た








「じゃあ私もきよちゃんの手伝いするね!」








まぁ手伝いって言っても両手が塞がったらドアを開けれないからそのサポートなんだけど








きよちゃんにやっぱり私が持とうか、と言うときよちゃんは軽いから平気と言ったまま歩いて行った








「あ、待ってきよちゃーん」








先に行ってしまったきよちゃんの後を小走りで追いかけた








体育館でダンボールを開けて中から目当てのモノを取り出し1年に手渡す








「うほおおお!!!」








袋を開けて中身を出した翔陽が奇声
?をあげた








そして早速烏野高校排球部の黒ジャージを着ていた







若干嬉しそうにジャージを着ている飛雄がなんか可愛かった








「多分サイズ大丈夫だと思うけど何かあったら言って」








「「あザース!!!」」








「お前も来てみろよ〜」







「いや僕はあとでもーーー」







「恥ずかしがりやか!いいじゃねぇか来てみろ!」








「〜〜〜」








遠慮する蛍に孝支先輩と龍が促し渋々ながらジャージを着た蛍








「「「おーっ」」」








みんな似合うなぁ!








嬉しそうに背中を向けて見せてくる翔陽








「おう!似合ってるぞ!」








「うん、似合ってる似合ってるぞ〜」








「うんうん」








孝支先輩と龍の言葉を聞いてさらに嬉しそうにする翔陽







可愛いなぁー








新しいおもちゃを買ってもらった子どもみたいって言ったら翔陽は怒るかもしれないけどこんなに喜んでもらえるとこっちも嬉しい









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