×
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -

2






皆もそれに気づいたみたいでコート内はざわついていた






この間まで仲間割れみたいな感じで入部届け受け取って貰えなかった2人がいきなりこんな神技が出来るなんて信じられない







…でも、これは現実なんだよね






100%信頼出来る翔陽は凄いと思う









それから何回か試みるものの翔陽の顔面にボールが当たり中々成功しない






「うーん…やっぱさっきのはマグレか?」






「でも…確実にトスの精度は上がってきてるよ…」






「そおっスかぁ?」







「うん」






点数を入れながら呟く久志の言葉に孝支先輩が言った






確かに孝支先輩の言う通り飛雄のトスは確実に上手くなってきている







あの短時間で凄い上達だ






あの様子じゃ多分次は成功するだろう







「頑張れ、2人とも」






再び飛雄が翔陽にトスを上げた時翔陽のスパイクが決まった




prev next



list page select
bookmark (list)
text(91/50) chapter(3/2)