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「__________影山 それじゃあ中学の時と同じだよ」
「…………?」
「あっえーーーーっと…」
「…日向は機動力に優れてます
反射・スピード…ついでにバネもある…
慣れれば速い攻撃だって…」
「_____日向の
その…"すばしっこさ"っていう武器
お前のトスが殺しちゃってるんじゃないの?
…日向には技術も経験も無い
中学でお前にギリギリ合わせてくれてた優秀なプレイヤーとは違う
でも 素材はピカイチ」
孝支先輩のこの言葉に沈んでいた翔陽の顔が輝いた
「!エッ そんな…天才とか大げさです いや そんな」
「「言ってねーよ」」
照れながら言う翔陽に思わず龍と突っ込む
「…お前の腕があったらさ
なんつーかもっと日向の持ち味っていうか才能っていうか
そういうのもっと こう…えーっと…」
「スガさんファイト!」
「孝支先輩っガッと行って、ガッと!!」
一生懸命な孝支先輩めっちゃ可愛いんですけど!!
「なんかうまいこと使ってやれんじゃないの!?」
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