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「#幼馴染」のBL小説を読む
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「ほらほらブロックにかかりっぱなしだよ?




"王様のトス"やればいいじゃん、敵を置き去りにするトス!


ついでに仲間も置き去りにしちゃうヤツね」







…王様のトス?







「孝支先輩、王様のトスって何の事か知ってますか?」







隣に立っている孝支先輩に聞いてみるがどうやら孝支先輩も分からないらしく首を横に振った








ピーッと笛がなり忠がサーブを打つがネットにかかり失敗した








「ドンマイ忠!」








私が声を掛けるとペコリと頭を下げた







可愛いー蛍とは大違いだね







蛍は蛍で良いところありそうだけど








「行けっ殺人サーブ!」








翔陽の言葉にハッとして試合に目を向ける






…ていうか







「殺人サーブって…」







ネーミングセンスが………







「飛雄のサーブってそんなに凄いんですか??」








「あぁ、遥音は見たことまだ無いんだっけ


影山はジャンプサーブを打つんだ」







凄い強力なやつ、と孝支先輩が言った








「へぇ、ジャンプサーブ…」








ジャンプサーブってまだウチの部員にはまだいないよね…





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