×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -

2





「ねーねー」






練習の休憩中私は蛍と忠にドリンクを渡すために近づき話しかけた







「は、はい!」







「…なんですか」







「あはは、二人の温度差おもしろっ」







私がそう言うと蛍は更に嫌そうな顔をした







「まぁ、そんなことは置いといて!



二人とも身長いくつなの??」







ドリンクを渡したあとさり気なく忠の隣に腰を下ろす







「……俺は179です」








「じゃああと1cm伸びたら180じゃん!!


いいねぇ、まだまだ若いから望みはあるぞー忠よ!」








私が名前を呼ぶと忠は顔を赤く染めた








「え!?名前…!」








「あはは、反応がいちいちかわいーな



私って基本名前呼びなんだよね、だから二人も私の事は名前で呼んでね」








なんか苗字って距離感じるし







「んで、蛍は何cmあるの??」







「なんでいちいち教えないといけないんですか」








「折角入ってきた1年と疎遠だと悲しーでしょ?


親睦を深めようじゃないか!!」







私の勢いに若干二人が引いた







なんだよもー乗ってくれよなぁ







寂しいじゃんかー




prev next



list page select
bookmark (list)
text(91/29) chapter(6/2)