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「____その為にはチーム一丸とならなきゃいけないし…


教頭にも目をつけられたくないわけだよ。」





大地さんの徐々に低くなっていく声に二人はギクリと揺らす




それを合図に私達は避難するためその場から少しずつ離れていく




「____俺はさ

お前らにオトモダチになれって言ってんじゃないのね


中学の時にネット挟んだ敵同士だったとしても

今はネットの"こっち側同士"だってことを自覚しなさいって





言ってんのね。」




顔を上げた大地さんの顔はもうなんて表現したらいいのか分からないくらい怖かった




私が怒られてるワケじゃないのにあの二人と同じくらい震え上がった




震え上がった私の頭を孝支先輩がポンポンと撫でた




嬉しいけどなんか素直に喜べない…




大地さん怖い、きよちゃん早く来て




「____どんなに優秀選手だろうが

一生懸命でヤル気のある新入生だろうが

仲間割れした挙げ句チームに迷惑をかけるような奴はいらない。」




大地さんはそう言って二人の顔面に入部届けと思われる紙を押し付け体育館の外から締め出した





「互がチームメイトだって自覚するまで部活には一切参加させない」





…なんか、大地さんいつもより厳しいなぁ




そう思ったのは私だけ??





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