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「#幼馴染」のBL小説を読む
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- ナノ -

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「今年の入部希望の影山と日向だ」






なんで龍が威張って言ってんのさ






「へぇ…君が影山君かぁ…身長めっちゃあるね」





「…はぁ」





影山君は特に興味なさげに答えた




なーんかつまんない反応だなぁ





「日向君、だよね??」





「うぁ!はいっ!?」






「そんな緊張しなくても…」





顔を真っ赤にさせてオロオロし始めた日向君





「下の名前はなんていうの?影山君も」





「しょ、翔陽です!!」






「……飛雄ッス」






「うん、私は2年の名前は天野遥音!!
よろしくね!翔陽、飛雄!!」





「はっはい!!」





「…ウッス」






「つーか日向、遥音に緊張なんてしなくて良いんだぜ?
潔子さんならともかくよぉ」




ニヤニヤしながらこっちを見て翔陽に絡む龍





相変わらず腹立つ顔だなぁ




バレーボールぶつけたいわ





「っていうか、こーんな美少女の事をそんな風に言っていいわけ?」





「お前の場合顔は良くても性格がなぁ」





「はぁ!?何言ってんのさ!こーんな素直な女の子を前にして!

ねぇ!?孝支先輩!!」





「え!?あ、うん…遥音は素直だよ」





いきなり声を掛けられ吃りながらも答えてくれた孝支先輩





可愛い、まじ天使




「ほーら見たか龍!

私は素直で可愛い女の子なの!

あんまり可愛いからって惚れちゃだめだよ?私は孝支先輩のものだから」




きゃっと恥じらいながら孝支先輩の腕に抱き着く




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