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「夏のインターハイ…!!聞いたことあるっ!!」
「…けどそのこれから戻ってくる人は今までどうしてたんですか?」
「………」
…まあ当然疑問に思うはずだよね
若干気まずい雰囲気になる中龍が口を開く
「あー…一週間の自宅謹慎と約一ヶ月の部活禁止だったんだ」
「ふ 不良!不良!?」
「不良て…違ぇよ
アレはな〜ちょっとアツすぎるだけなんだよ
イイ奴なんっだよまじで それにアイツはな
烏野で唯一天才と呼べる選手だ!」
「でも今は飛雄が入ってきたから唯一じゃないけどねー」
「まあそれは置いといて、ソイツが戻ってきたら「先輩」って呼んでやれよ日向
田中みたくバカ喜びすると思うから」
「バカとか…」
「はは、大地さんに言う通りでしょ」
「うるせー笑うな遥音!」
「遥音だって日向と山口に先輩って呼ばせてるだろー」
「あっ孝支先輩!だって先輩って響きなんかよくないですか?」
「まあ、俺も遥音に先輩って呼ばれるの嫌いじゃないけどな…」
そう言って孝支先輩は私の頭をポンポンと撫でてくれた
「えへへ、私も孝支先輩に頭撫でられるの好きです…」
二人で微笑み合ってたら龍にリア充め!!と言われた
ははは、羨ましいだろ非リア充め!
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