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菅原side何時もの様に練習をしている時体育館の扉が開いた
そこから姿を現したのはとても小柄な女子生徒でふわふわした髪を揺らしながら中の様子を顔だけ出して伺っていた
その時一番扉に近かった俺が必然的に声を掛けた
「どうかした?誰かに用事?」
俺がそう聞くと彼女はコクりと頷いて体育館の中を覗いた
しっかり体を出すと一段と体の小ささがわかる
「あの、けいっじゃなくて、月島君いますか?」
「あぁ、月島ね、ちょっと呼んでくるから待ってて
おーい!月島!」
体育館の中に戻り少し大きめの声で呼ぶと月島がこっちを向いた
「何ですか?」
「呼び出し、あの子が月島に用があるってさ」
月島が扉の方に目を向けると、少しだけ驚いたような顔をした
ポーカーフェイスの月島が表情を崩すなんて珍しい
「……どうも」
それだけいうと月島は足早に彼女の方へと向かって行った
「あーーー!!!!」
「うるせぇぞ日向ボゲェ!!」
突然大声をあげた日向に影山が怒鳴る
「急にどうしたんだ、日向?」
日向の大声に大地が問いかける
「この前言ってたちっさい女子」
日向の言葉に思わず扉の方に顔を向けた
勿論、俺も
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