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「#幼馴染」のBL小説を読む
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「「…………」」





「あの、2人とも」





睨み合う2人に私はオロオロするばかり





私の腕の中にいる子猫も2人の気迫に怯えている






どうしてこうなったのか、それは昨日の夜の事だった





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「ねぇ、蛍ちゃん」





「何?」






金曜日の夜部活が終わったあとに蛍ちゃんが私の部屋に遊びに来た





髪がまだほんのり濡れているところを見るとまだお風呂からあがってそんなに経っていないのだろう





私のベッドに腰掛けている蛍ちゃんに話しかける





ちなみに私は学習机の椅子に蛍ちゃんの方を向きながら座っている






「今日学校の帰りにね、子猫がいたの」






「へぇ」






どうでも良さそうに返事をする蛍ちゃんに少しムッとする







「もうちょっと興味もってよー」







そんな私を見てプッと吹き出す蛍ちゃん






「はいはい、どこで見たわけ?」







「あのね、学校の帰り道に小さな公園があるでしょ?そこに3匹いたの!! みんな種類が違うんだけどすっごく可愛いの!
だから明日蛍ちゃんの部活が終わったあとに見にいかない??」






「…え」