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「#幼馴染」のBL小説を読む
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「なぁなぁ!月島!」




やっと今日の部活が終わり部室に戻って着替えていた時



僕に話しかけてきた日向



その目は何だかキラキラと輝いていて嫌な予感しかしない




「…………何」




ジロリと見下ろしながら返事をすると日向は若干怯みながらも口にした




「この前の部活がなかった日月島と一緒に帰ってたちっさい女子ってもしかして月島の彼女!?」



日向のデカイ声に部室にいた全員がこっちを向いた



あの他人に興味が無さそうな王様でさえ目を見開いて僕の顔を見ていた




「はぁ!?おま、マジかよ!!」



「なにぃ?!!月島!お前彼女とかいたのか!!」



まだ僕は何も答えていないのに勝手に盛り上がり田中さんと西谷さんが絡んでくる



正直ウザイ…




「へぇ…月島に彼女か、なんか意外だなぁ」



「あぁ、そういうの興味無さそうなかんじするもんな」




「まぁ月島かっこいいもんな」



着替えが既に終わっていた菅原さん達までこっちに来た




早く帰りたいんだけど…





「で!どうなんだよ、月島!!」




未だにこっちを見たままの日向




はぁ、とため息をついて一言




「さっさと着替えれば?……お疲れ様でした」




それだけいうとさっさと僕は部室から出ていった




後ろからバタバタと山口が急いでいたけど気にしない