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今日は親友の由紀ちゃんが家に遊びに来る日
お母さんにお願いしてクッキーを一緒に焼いた
由紀ちゃんはウチのお母さんのお菓子好きだから
由紀ちゃんが来るまでまだ時間もあるし部屋の掃除でもしとこうかな…
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「ふう…」
掃除を終えて時計を見ると由紀ちゃんがやってくる時間の5分前になっていた
由紀ちゃんは約束の時間の5分前には必ず来るからそろそろ下に降りないと
そう思って部屋から出るとちょうどチャイムがなった
階段を下りて玄関へ行くお母さんが先にドアを開けていたみたいでそこには由紀ちゃんの姿があった
「あ、やっほー愛乃」
「いらっしゃい、由紀ちゃん!」
「あはは、いらっしゃいましたー」
私が由紀ちゃんのところへかけていくとヘラリと笑みを浮かべてくれた
「じゃあ私はリビングにいるから何か用があったら言ってちょうだいね。由紀ちゃん、ゆっくりしていってね」
「はい、それじゃあお邪魔します」
由紀ちゃんはお母さんにぺこりと頭を下げた
「由紀ちゃん、先に私部屋に行ってて?お茶とお菓子持って行くから」
「りょーかい」
由紀ちゃんは慣れた様子で階段を上って行った
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