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月島side
今日は自分が気に入っているアーティストのCDが発売されるため部活帰りにCDショップに寄ってから帰ることにした
山口はなんか用事があるらしく途中で別れそのまま自分の目的地まで向かう
お目当ての物を購入しさっさと帰ろうとしたとき不意に声を掛けられた
「………月島??」
いつも耳にしている声よりもやや低めなそれに顔だけ振り返る
そこにいたのは方のあたりまで伸ばしたストレートな黒髪にステンレスの眼鏡
自分にこんな知り合いなんかいたかとしばらく考える
そんな僕に相手はしびれを切らしたのか眉を顰め口を開いた
「あんた中学校の同級生の顔も忘れたわけ??しかも自分の彼女の親友!!!」
そこで一人の人物に思い当たった
「………もしかして安田??」
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