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今日は日曜日
いい天気だったから散歩がてらにお母さんに頼まれた物を買いに出かけていた
「今日はちょっと遠くのスーパーに行こうかなぁー」
日頃から身体を動かさない私はこうやって少しでも体力をつけないとすぐにバテてしまう
蛍ちゃんのあの面白い玩具を見つけたような笑顔を思い浮かべてこれでは駄目だと改めて思った
「あれ、近衛さん？」
「ひゃ！？」
突然後ろから声を掛けられて手に持っていたエコバッグを落としてしまった
「わ、ごめん！大丈夫？近衛さん」
「忠君だったんだ。ううん、平気だよ
私が勝手に驚いただけだから…」
後ろを振り向くとそこにはジャージ姿の忠君がいた
「珍しいね近衛さんがこんなところまで歩きに出てるなんて」
「うん、今日は凄いいい天気だから買い物がてらにお散歩してたの」
私がそう言うと忠君はそっか、とにっこり笑った
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