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「月島ぁ!お前あれからどうだー愛乃ちゃんとは」






田中さんのいっている"あれから"というのは先日の誤解の事だろう






………というか最近この手の話が多い様な気がするのは僕の気の所為では無いはずだ






「…なんでわざわざ田中さんに報告しなきゃならないんですか」






「そりゃーおめぇ、可愛い愛乃ちゃんが月島に虐められてねーか心配だからだよ」






「まぁ、この間の様な事が無ければ仲は良好だと思いますよ」






そう言って僕はちらりと西谷さんの方を見た






「ぐっ…だから、その事についてはちゃんと謝っただろ!?」






…なんで悪くないのに逆ギレされてるんだろ、僕







「まぁまぁ、にしても…愛乃ちゃんって弱点多そうだから大変そうだよなぁ」







西谷さんを宥めていた菅原さんがぽつりと呟いた







「あぁ、それ分かります!なんか虫とかすっごい苦手そうな感じします!」







菅原さんの言葉に便乗して日向まで入ってきた







僕は隠すことなく盛大にため息をついた