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「おお!可愛いねえ…」





「ねえ、きみ今一人なの??」





「え、あの……いや、私は…」






どうしよう、明らかにチャラい二人組を前にして戸惑ってしまう





今までとは違ったタイプにどうしたら良いのかわからず吃ってしまう






「よかったらこれから俺たちと回らない??」







「そうそう!俺たち男二人でちょうど飽きてたんだよねえ」







……だったら端から二人でこなかったら良かったのでは??






そう思ったがこの場でその発言は流石にマズイということは私にも理解できた







「いえ、あの…私一人じゃないので」






「もしかして友達とはぐれちゃったとか??」






「マジで?じゃあ俺たちが一緒に探してあげよっか??」






この人たち、私が女の子の友達と来てるのかと思っているんだろうか?







「け、結構です!!!」







わたしがそう言うと同時に後ろからグイっと引き寄せられた






びっくりして後ろを振り向くとそこには息を切らした蛍ちゃんが立っていた