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「#幼馴染」のBL小説を読む
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たこ焼きを食べ終わった後、次はなにを食べようかとキョロキョロ辺りを見回していた







「蛍ちゃん!あれ何だろう!?……ってあれ??


蛍ちゃん、何処??」





振り返るとさっきまで後ろにいた蛍ちゃんの姿が見当たらない







「う、嘘…」





まさかこの歳で迷子になるなんて…






自分の失態にため息しか出てこない





だから蛍ちゃんは私が先に歩いて行った時にちょっと慌ててたんだ…







「どうしよう…


………あ!!そうだ、携帯!!」






携帯を巾着の中から取り出して蛍ちゃんに今どこにいるのかを伝えないと!





そう思って携帯を取り出しす







待ち受け画面を見て思わず絶句






「圏外って…そんなぁ…」







どうしたらいいんだろう…






はぐれた時の待ち合わせ場所とか決めとけばよかった







はあ、と今日何回目かのため息をついたとき声を掛けられた








もしかして蛍ちゃんかと思い顔を上げて見るとめのまえには蛍ちゃんではなくて二人組の男がいた