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おまけ「な、なんだ?月島のやつ」
訳が分らないという様に首を傾げる田中とその言葉に同調するように首を縦に振る西谷
「いや、俺は何となく分かったかな」
「あぁ、俺も」
「月島も大変だなぁ」
菅原、澤村、東峰は苦笑いを浮かべながら月島達が出て行ったドアを眺めていた
「マジっすか!?流石っす!なぁ翔陽!…おい、翔陽??」
日向に会話を振るも返事がない事を不思議に思い西谷は日向の顔を覗き込んだ
「ちょ、スガさんっ!日向が固まってますよっ」
「うわ、ホントだ」
「まぁ、日向は清水に話しかけられた時もショートしてたからな」
「あぁ、そんなことあったなぁ」
「潔子さんから話しかけられただと!?なんて羨ましいっほら、起きろ翔陽!」
西谷が背中を叩きやっとこちらの世界に戻ってきた日向
「はっ!?」
日向ってどれだけ女子に免疫力がないんだろうか、と疑問に思ったバレー部部員達だった
その頃影山は爆睡していて話に一切参加してい無かった
(どうだった、日向!)
(どうだったって、何がですか?)
(愛乃ちゃんだよ!)
(な、なんか凄くいい匂いがしましたっ)
(なに!?やっぱり美少女からは良い香りがするもんなのか!?)
(わぁー!!)
(日向がまたショートした!!)