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「っん……ふ、けぃ…ちゃっ」
誰もいない廊下に自分の声が響く
「…ほら、口開けて」
「や、はずかしっ…んん!」
さっきまでのキスとは比べ物にならないほど深いキスに頭が真っ白になっていく
足に力が入らず崩れ落ちそうになったのを蛍ちゃんが足の間に入り支える
「っ……ふ、ぅ……んぁ」
「…っは…」
終わる頃には私の足は動かずそのままズルズルと床に座り込んだ
それに合わせて蛍ちゃんもしゃがんで私に目線を合わせる
「も、蛍ちゃん!ここ、学校っ」
キッと睨むが蛍ちゃんは全く反省していない
むしろ楽しんでる
「そんな顔で睨まれても迫力ないよ
もしかして煽ってる??」
「煽ってない!」
「まぁ、僕にヤキモチ妬かせたんだからこれくらいはやらせてくれないと」
にっこりと効果音が付きそうな笑顔に2度と蛍ちゃんにヤキモチを妬かせないようにしようと心に誓った
毎回ヤキモチを妬かれる度にこんなことされてたら私の方が持たない
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