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あれから数学と戦うこと1時間






「お、おわったーーー!!」






蛍ちゃんの手助けがあったお陰でなんとか課題を終わらす事ができた






「蛍ちゃんありがとー」






「お疲れ」






労いの言葉と共に頭を撫でてくれる






私はよく頭を撫でられるけど蛍ちゃんに撫でられるのが、一番好き






いつもは意地悪でぶっきらぼうだけどこうやって頭を撫でてくれるときは優しくて





蛍ちゃんの気持ちを表しているみたいで安心する






「じゃあ僕が紅茶とケーキ持ってくるから愛乃は机の上片付けといて」






「あ、うん!分かった」







蛍ちゃんに言われた通り机の上に広げられたノートを鞄の中にしまい綺麗にする






蛍ちゃんの淹れる紅茶はとはとっても美味しい






私が淹れるのと何が違うのか分からないけどきっと彼なりのこだわりがあるんだろう