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「愛乃、そのままじゃ月島がほかの女の所に行っても文句言えないよ…」






「!!!??」







け、蛍ちゃんがほかの女の子の所に!!??







私はびっくりして手に持っていたクッキーを思わず落としてしまった







「な、なんで!!??わ…私、何か悪い事したのかなあ!?」







私は由紀ちゃんのそばに行ってクッキーをかじっている手を握った








「……ごめんってちょっと冗談が過ぎた


だからそんな泣きそうな顔しない」







「っだって…」







だって由紀ちゃんがそんなこというから







「私が言ってるのはあくまで可能性のこと…



このままじゃそうなっても仕方ないよって言いたいの」







「こ、このままって??」






このままじゃ私は蛍ちゃんに嫌われちゃうってこと??







どうして??