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「なんでそんな嫌な顔してるの??」








「いや、だって愛乃料理苦手でしょ」








確かに蛍ちゃんに手料理は誕生日ケーキをあげたくらいだし、そう思うのは仕方ないかもしれないけど








「別に苦手じゃないよ!お菓子作りは苦手だけど…」









だから見た目が不格好だったんだけど…









「ふぅん」









蛍ちゃんはホントかどうかを疑っている眼差しで私を見ていた










「あ、信じてないでしょ?!



私、これでも休みの日はお母さんと一緒にお料理の練習してるから上達してるんだから!!」









私がそう言うと蛍ちゃんは








「じゃあ、今日の夕飯楽しみにしてるよ」










と意地悪な笑みを浮かべながら言った。