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「#幼馴染」のBL小説を読む
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- ナノ -
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相変わらず天邪鬼な蛍ちゃんに思わず頬が緩んだ









「蛍ちゃん」









「…何?」









「今日、声聞けて良かった。凄く嬉しかった


多分蛍ちゃんが掛けなかったら私が掛けてたかも…」









「…ふぅん、じゃあ掛けるのもう少し待てば良かったね」








「ふふ、次は私から掛けるね?


あと3日だけど頑張ってね?私は蛍ちゃんがバレーしてるところあんまり見た事無いけど一生懸命な蛍ちゃんは凄く好きだから」








蛍ちゃんは私にバレーをしてるところをあまり見せてくれない








たまに忠君から話を聞いたりするけど…








中学校の時に1回黙って試合を見に行ったら凄い不機嫌になっちゃってそれ以来試合は見てない









「一生懸命じゃない僕は好きじゃないってこと?」








「え!?ち、ちがうよ!!!どんな蛍ちゃんも好きだよ!?」









「熱烈な告白ありがとう………冗談だよ」








「蛍ちゃんっ!!」








からかわれて顔が真っ赤になる









なんでこう何回もからかわれてしまうのか自分に呆れる